今日は不動産のお話です。月の土地は誰の物??
土地って不思議ですね。所有権があったり、占有権があったり、建物と土地の権利者が違ったり、境界線で「もめる」ことも案外あるんですよね。
まぁ、国同士ですら、国境はなにかと紛争のきっかけになるところなので、人が土地に敏感なのは言うまでもないことですが。
できればこれも、紛争のきっかけなどにはならないで欲しいものです。
さて、今日は「月」の土地についてです。
これは誰のものでしょうか?
「誰のものでもない」
と、言いたいところですが
地球人としては、そうも言えないかなと
私は思っています。
私は法律家ではないので、明確な答えは出せませんが(たとえ法律家でも必ずしも未来の正解が出せるかは不明ですが)、実は、1980年から所有を主張し月の土地を販売している会社があります。
詳しい情報は公式サイトを見てください。
月面の土地に関しては、まだまだ、遠い未来のようなイメージなので、そこまで紛争の対象になっていないのかもしれませんが、もう何十年も前から、月の土地は販売されています。
かく言う私も、昔、月の土地を購入しました。
私が生きている間に、実際に土地に触れることがあるとは思えませんが、話題として、夢として、仮に泡と消えてしまっても、それはそれで、「面白かった」と思えるのではないかと思い購入に至ったわけです。
「私は、月のあの辺りの土地を持っているんだよ」
少し、小バカにされかねませんが、「それでもいいかな」と思っています。
いつか、月にある自分の土地を、自分の足で踏んでみたい。
そんな気持ちにさせる、ささやかなロマンがあります。
夢を買っているのかもしれません。
もしかしたら20年後30年後、実際の権利書として効力を発揮するかもしれませんし
まったく、紙切れになるかもしれません。
そんな商品だと私は思っています。
それでも、十分です。
とても素敵な、しゃれの効いたプレゼントにもなると私は思っています。
宇宙に目を向け、宇宙の話をするきっかけに、なればいいと思っています。
あなたの大切な人に、ちょっとしたウィットを詰め込んで、ロマンをプレゼントしてみてはいかがですか?
もしかしたら、「ムダなものを買って」なんて、気分を悪くする人もいるかもしれませんね。
そんなときは、こう言ってみましょう。
「土地は実際にはないかもしれない。だけど、宇宙はもうそこまで来ている。これは宇宙に意識を向けるためのチケットだよ」
ってね。
うまく言えてはいませんが、正直な気持ちです。
本当に手に入れられるものは「ちっぽけな土地」ではなく「宇宙的視野」かもしれません。
少しぐらい、「予測のつかない未来」「予測のつかないくらい遠くの場所」に思いを馳せてみても良いのではないでしょうか。